成人式の振袖選びでは、自分の個性を引き立てる色を見つけることが重要です。
なかでも「茶色」の振袖は、落ち着きと人とちがった個性を演出できる振袖カラー。
ただし赤や白などの定番カラーではない「ブラウンの振袖」がどんな人に似合うのか気になる方もいることでしょう。
この記事では茶色の振袖が似合う人の特徴や、地味に見せないおしゃれな着こなしポイントをくわしく解説します。
成人式に自分らしいコーディネートを楽しむためのヒントを見つけてみてください。
振袖の「茶色」のイメージと魅力
振袖の茶色は、落ち着きや安定感、個性を感じさせる振袖カラーです。
シックな大人っぽい印象で着こなせるので、かわいい系よりもかっこいい雰囲気で振袖を着こなしたい方におすすめの色味。
赤や緑といった振袖の定番カラーとは異なり、人とかぶりにくいのも魅力のひとつです。
また、茶色の振袖は伝統的な雰囲気と現代的なおしゃれの要素を両立しやすい色でもあります。
古典柄を選べば格式の高さを、モダンな小物と組み合わせれば洗練された印象を与えることができます。
茶色の振袖が似合う人の特徴は?
茶色の振袖は、どんな人にとくに似合いやすいのでしょうか。
振袖のブラウンが似合う人の特徴について以下にまとめました。
- かっこいい雰囲気や落ち着いた印象を好む人
- 自分らしい個性を演出したい人
- 髪色が黒髪やダークブラウンの人
1.かっこいい雰囲気や落ち着いた印象を好む人
茶色の振袖は、かっこいい雰囲気や落ち着いた印象を好む人にぴったりです。
シックで大人っぽい茶色は、かわいさよりもかっこよさを求める方に合う振袖カラー。
黒とちがって重すぎず、ベージュよりも強さのある茶色は、着る人の芯のある個性を引き立ててくれます。
華やかな色の振袖を選ぶ方が多い成人式で、ブラウンの振袖を着ていると重厚感のある落ち着いた印象を演出できます。
2.自分らしい個性を演出したい人
茶色の振袖は、自分らしい個性を演出したい人に最適な振袖カラーです。
赤や白などの振袖の定番カラーとちがい、振袖のブラウンは人とかぶりにくい点が魅力のひとつ。
「まわりと違ったスタイルを楽しみたい」「自分が好きな色の振袖を選びたい」という、流行に左右されない方にフィットします。
また茶色の振袖は一見して地味になりやすいため、帯や小物の色合わせがとくに重要です。
コーディネートも含めて自分らしい個性を演出したい方におすすめの選択肢といえるでしょう。
3.髪色が黒髪やダークブラウンの人
茶色の振袖は、黒髪やダークブラウンの髪色の人によく似合います。
黒や深みのある茶色などの落ち着いた髪色は、茶色の振袖と相性抜群です。
全体のコーディネートに統一感がうまれ、ブラウン振袖の重みや高級感をさらに引き出す効果があります。
地毛のままでもおしゃれに着こなせるので、本来の髪色を活かして振袖を着こなしたい方にもおすすめです。
【タイプ別】似合う茶色の振袖デザイン
茶色の振袖は、着る人のタイプによって似合うデザインが異なります。
タイプ別におしゃれに着こなせる振袖のデザインをみていきましょう。
大人っぽいタイプ:焦げ茶×柄少なめ
大人っぽいタイプの方は、焦げ茶色の地に柄少なめのデザインがおすすめです。
落ち着いたトーンの焦げ茶にシンプルな柄が描かれた振袖は、洗練された大人っぽい印象。
合わせる帯や小物に金やシルバーのアクセントを入れると、深みのある地色に映えてさらにエレガントに着こなせます。
可愛らしいタイプ:茶色×柄多めの白系花柄
可愛らしいタイプの方は、茶色の地に白系の花柄が多めに描かれたデザインがおすすめです。
柔らかさのあるブラウンに白系の花柄を多くあしらったデザインは、落ち着きすぎず清楚&可憐な印象に着こなせます。
ふんわりとした可愛らしい雰囲気で、優しいイメージの振袖姿を目指す方におすすめです。
クラシックなタイプ:深めの茶色×王道の古典柄
クラシックなタイプの方には、深めの茶色の地色に王道の古典柄の振袖がよく合います。
深みのあるブラウンに伝統的な古典柄のデザインは、成人式の晴れの席にふさわしい重厚感で品格を感じさせます。
柄に金彩加工が入るとさらに豪華で格調高い印象に。晴れ着らしい茶色の振袖をお探しの方にぴったりです。
地味にならない!茶色の振袖をおしゃれに着こなすコーディネートポイント
茶色の振袖は、その落ち着いた色味から地味な印象になることを心配される方も多いです。
ブラウン振袖を地味にならずにおしゃれに着こなすコーディネートのポイントをおさえておきましょう。
- 帯と小物の合わせ方
- 草履・バッグのこだわり
- 髪色とメイクのコツ
帯と小物の合わせ方
茶色の振袖をおしゃれに着こなすには、帯や小物の色選びがとくに重要です。
帯の色は白系を選ぶことで、茶色の振袖とのコントラストがつき華やかな印象になります。
高級感を演出したい場合は、金の帯で豪華さをプラスするのもおすすめです。
小物は差し色としてはっきりと目立つ色を一点加えることで、地味にならず洗練されたコーディネートに仕上がります。
たとえば帯締めや帯揚げに明るめの色(白や黄色など)を加えることで、茶色振袖の大人っぽさはそのままにおしゃれなアクセントをつけられます。
草履・バッグのこだわり
茶色の振袖を着用する際は、草履とバッグにまでこだわるのがポイントです。
茶系振袖は上品な印象ですが、草履やバッグのデザインがシンプルすぎると全体的に地味に見えることがあります。
地味さを回避しておしゃれに見せるには、ワンランク上の草履バッグを選ぶのがコツです。
たとえば金の帯地で作られた草履バッグを合わせると、ぐっと華やかさが増します。
茶色振袖のもつ控えめな上品さを際立たせるためにも、草履とバッグの選び方にはこだわるのがおすすめです。
髪色とメイクのコツ
茶色の振袖をおしゃれに着こなすには、髪色やメイクも意識したいポイントです。
髪色は黒やダークブラウンでシックにまとめるのがおしゃれです。
コーディネート次第で似合う髪色は変わるので、振袖を選んだ後にヘアカラーを変えるのもよいでしょう。
メイクは、かっこいい振袖姿を目指すならブラウン系のアイシャドウやベージュ系リップで統一感を。
かわいらしさを強調するならピンクやオレンジなど暖色系の柔らかい色味でメイクするのがおすすめです。
なりたいイメージに合わせてコスメの色味を使い分けましょう。
自分に似合う茶色の振袖を選ぶ際のチェックポイント
自分にもっとも似合う茶色の振袖を選ぶために、選び方のチェックポイントを3つ紹介します。
- 試着して顔映りを確認
- ほかの色とも比較してみる
- 家族や友人の意見も参考に
ポイント①試着して顔映りを確認
茶色の振袖選びでもっとも重要なのは、実際に試着して顔映りを確認することです。
茶色の色味は人によって顔の印象を引き立てたり、逆に地味に見せたりします。
振袖を羽織って顔に似合うかどうかをチェックしましょう。
さらに振袖だけでなく帯や小物のトータルコーディネートでも印象が大きく変わるので、試着の際は小物までしっかり合わせることをおすすめします。
自分に合わず地味に感じる場合は、別の色も検討するとよいでしょう。
ポイント②ほかの色とも比較してみる
茶色の振袖を選ぶ際は、ほかの色味とも比較することが大切です。
茶色は一見すると地味に見えることがありますが、他の色と比べることで茶色振袖特有の個性や、落ち着いた雰囲気の魅力を改めて感じることができるかもしれません。
とくにベージュや黒、紫など別の落ち着いた色味も一緒に試着することで、自分に合った振袖を見つけやすくなります。
ポイント③家族や友人の意見も参考に
振袖選びでは、家族や友人の意見も参考にすることが大切です。
茶色の振袖はとくにほかの色とは異なる個性を持つため、自分一人では判断がつきにくいことがあります。
客観的な視点で「顔映りが良い」「華やかさがない」「雰囲気に合う」などさまざまなコメントをもらうことで、自分にぴったりのデザインを選びやすくなります。
最終的には自分自身の直感も大事ですが、他の人のアドバイスを取り入れることで選択肢が広がるでしょう。
花てまりおすすめ!茶色振袖の人気ランキングTOP3
花てまりおすすめの茶色振袖を人気ランキング3位まで紹介します。
1位:王道古典柄の茶色振袖
王道の古典柄の茶色振袖は、品格と重みのある美しい印象を与えてくれます。
2位:今ドキモダン柄の茶色振袖
今ドキモダン柄の茶色振袖は、すっきりとした華やかさで大人っぽさを演出してくれます。
3位:小花柄の茶色振袖
小さめの小花が散りばめられたかわいい系の茶色振袖は、人とはちがうおしゃれな印象に着こなせます。
まとめ
茶色の振袖は、落ち着いた雰囲気で人とちがった個性を演出できる点が魅力です。
シックな色味ゆえにデザインやコーディネート次第では地味に見えることもあるため、選び方には工夫が必要です。
試着で顔映りを確認することはもちろん、ほかの色味とも比較してみることで、自分に合った振袖が見つかることでしょう。
花てまりでは、ブラウン系の振袖をはじめ常時500枚以上の振袖を取り揃えています。
試着の際は、帯や小物まで合わせたトータルコーディネートをご提案。
成人式に自分らしい振袖で参加したい方は、ぜひ花てまりにご相談ください。