一生に一度の成人式には、派手すぎず地味すぎないちょうどよい華やかさの振袖でのぞみたいもの。
ただし、ふだんなじみのない振袖の選び方やコーディネートについて、派手すぎ・地味すぎを心配される方は多いです。
今回は振袖における派手すぎと華やかのちがいから、程よい華やかさの振袖選びや着こなしのポイントを詳しく解説します。
- 振袖における「派手すぎ」と「華やか」のちがいは?特徴をチェック
- 派手すぎず地味すぎない!ちょうどよい華やかさの振袖選びのポイント
- 振袖姿が派手になりすぎないために!コーディネート・髪色・髪型選びのコツ
- 【花てまり厳選】派手すぎず地味すぎない振袖コーディネートTOP3
- 【振袖豆知識】結婚式に振袖で行くのは派手すぎる?目立つ?
花てまりがおすすめする適度な華やかさの振袖コーディネートも画像とともに紹介しますので、ぜひ振袖選びの参考にしてみてください。
振袖における「派手すぎ」と「華やか」のちがいは?特徴をチェック
振袖には多彩なデザインやカラーがありますが、派手すぎる印象と華やかさには明確な違いがあります。
派手すぎ:奇抜な色や柄
見る人に「派手すぎる」と思われる恐れのある振袖は、奇抜な色や柄が特徴に挙げられます。
たとえば、ショッキングピンクや蛍光色などは振袖の基本的な色彩ではないため、成人式で着用していると目立って派手に感じられる可能性が高いです。
柄では、ドラゴンや鳳凰などが大きく描かれたデザイン、過度にモダンで斬新なパターンも式典の場では「派手すぎる」と捉えられることがあります。
伝統的な振袖のデザインから外れた奇抜な色柄ほど、見る人に「派手すぎる」と受け取られる確率は高まります。
華やか:伝統的な古典柄
派手すぎない「華やかさ」を感じさせる振袖は、伝統的な古典柄を選べば間違いがありません。
成人式の晴れ着である振袖は、多彩な色柄の華やかなデザインが基本となります。
日本で古くから愛される伝統的な色柄の古典振袖であれば、たとえ柄の分量が多く色使いがカラフルであっても派手すぎると思われる心配はないでしょう。
たとえば鶴や松竹梅などの日本らしいモチーフが描かれた振袖など、華やかさを保ちながら上品で落ち着いた印象を見る人に与えます。
奇抜な色柄でない王道の古典柄振袖は、派手すぎない華やかさでどんなシーンでも安心して着用できます。
派手すぎず地味すぎない!ちょうどよい華やかさの振袖選びのポイント
成人式の振袖を選ぶ際に「この振袖だと派手すぎるかな?」「反対に地味すぎない?」と心配する方は多いです。
晴れ着にふさわしいちょうどよい華やかさの振袖を選ぶために、以下のポイントをおさえておきましょう。
基本的に「古典柄」は派手すぎ・地味すぎの心配はない
伝統的な古典柄の振袖は、基本的に派手すぎたり地味すぎたりする心配はありません。
古典柄は昔から愛される振袖の基本デザインです。
振袖の基本から外れた奇抜な色柄とは一線を画すため、華やかではあっても派手すぎたり、地味すぎたりの印象になることはないでしょう。
どんな場面でも自信を持って着用できる上に、流行りすたりがないのも古典振袖の魅力。
振袖の華やかさのバランスで悩んでいる方は、古典柄が間違いのない選択です。
柄:柄の分量は50~60%がちょうどよい
振袖の柄としては、全体の50~60%ほどに柄のあるデザインがちょうどよい華やかさです。
全体的に柄が多すぎる振袖は派手すぎる印象になりかねませんが、逆に少なすぎると地味になりがちです。
振袖の地に対してバランスの取れた分量の柄を選ぶと、ちょうどよい華やかさで洗練された印象に。
振袖を試着する際は、袖を横に広げて全体の柄のバランスを確認するのがおすすめです。
色:緑色の振袖が中間の華やかさ
振袖の色味については、中間の華やかさである「緑色の振袖」を基準として選ぶのがおすすめです。
緑色の振袖は、華やかさと落ち着きを兼ね備えた中間的な色合いです。
色選びで迷った際は緑の振袖を平均として他の色と比較することで、派手すぎず地味すぎない色味を選びやすくなります。
たとえば赤の振袖は緑に比べて華やかで可愛らしい印象、紺色の振袖は緑よりも落ち着いた大人っぽい雰囲気です。
緑色の振袖を基準に、自分好みの振袖カラーを選んでみてください。
金彩:金や銀の箔が多いほど派手
振袖に金箔や銀箔が施されたデザインの場合、箔の量が多すぎると派手すぎる印象になりやすいです。
古典振袖などに部分的に施された金銀の箔は、程よい輝きでエレガントかつ豪華な印象をプラスしてくれます。
ただし金銀の箔で全体に柄がデザインされた振袖の場合、とくに成人式などのフォーマルな場面では派手に感じられて目立ちすぎてしまうことも。
派手すぎない適度な華やかさの振袖を選びたい方は、金彩が控えめなデザインを選ぶと悪目立ちすることなく安心して着用できます。
振袖姿が派手になりすぎないために!コーディネート・髪色・髪型選びのコツ
派手すぎない程よい華やかさの振袖姿で成人式を迎えたい場合は、振袖選びだけでなくコーディネートや髪色・髪型の合わせ方も重要です。
コーディネート:着崩しすぎはNG
振袖のコーディネートは、着崩しすぎると派手になりやすいので注意が必要です。
振袖姿は、伝統的な着こなしの形から外れるほど派手すぎるイメージになります。
たとえば振袖にブーツを合わせたり、袖にレースをつけたりするコーディネートは、奇抜な印象になりやすいです。
派手すぎない適度な華やかさの振袖姿で成人式にのぞみたい方は、古典柄振袖の正統派コーディネートがもっともおすすめです。
髪色:奇抜すぎる色は避ける
振袖に合わせる髪色は、奇抜すぎる色を避けると派手すぎる印象になりにくいです。
あまりにも明るい髪色や他の人がしないような奇抜なヘアカラーを選ぶと、振袖全体が派手に見えてしまう可能性が高まります。
和装である振袖には、黒髪や落ち着いたブラウン系のカラーが好相性。
上品で落ち着いた程よい華やかさを演出できるのでおすすめです。
たとえシックな振袖でも髪色が奇抜すぎると悪目立ちしかねないので、派手すぎない髪色を心がけましょう。
髪型:盛りすぎない
振袖の髪型は盛りすぎない方が上品な華やかさが演出できます。
振袖ヘアの中でも、毛先を散らしてボリュームを出したり、高さのあるお団子にしたりする盛りすぎた髪型は派手に見えがちです。
きちんと感のあるまとめ髪や控えめなアップスタイルならば、振袖にふさわしい品のある華やかさに。
派手すぎる印象を避けたい方は、髪を広げすぎるヘアアレンジは避け、すっきりとしたシルエットを心がけると良いでしょう。
【花てまり厳選】派手すぎず地味すぎない振袖コーディネートTOP3
振袖専門店・花てまり厳選の「派手すぎず地味すぎない」程よい華やかさの振袖コーディネートをTOP3まで紹介します。
1位:紺地の古典柄振袖
気品ある紺色の伝統的な古典柄は派手すぎず地味すぎず、老若男女問わず全ての人に親しまれます。
2位:赤地に金彩古典柄振袖
赤色の振袖はお祝いの日によく合い、柄に金彩が施されることで上品な華やかさを演出します。
3位:緑地に白を基調とした花柄振袖
緑の振袖に白い柄を多めに入れることで、派手すぎることのない可愛らしさと清楚なイメージを引き立てます。
【振袖豆知識】結婚式に振袖で行くのは派手すぎる?目立つ?
親戚や友人の結婚式に振袖を着ていくことについて、派手すぎないか不安になる方も多いです。
実際には、未婚女性の正装である振袖は結婚式にゲストとして参列するのにもっともふさわしい装い。
新郎新婦のご家族を中心に喜ばれることがほとんどです。
決して派手すぎたり、変に目立ちすぎることはないので安心して着用してください。
結婚式に出席する際の振袖選びで心がけたい点は、新郎新婦より目立つような色柄やコーディネートは避けること。
とくに白の振袖は新郎新婦の衣装とかぶる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。
また、結婚式はフォーマルなシーンなので、過度な着崩しやブーツなどの奇抜なコーディネートはNGです。
カジュアルな雰囲気のレストランウエディングなどでは振袖が少し派手に感じられるかもしれませんが、人生の門出を祝うのにふさわしい正装として自信を持って着用してください。
まとめ
成人式の振袖選びでは、派手すぎず地味すぎない程よい華やかさの一着を見つけたいところ。
ポイントをおさえた振袖選びやコーディネート、髪色・髪のコツをおさえることで、自分に合った適度な華やかさの振袖姿で成人式を迎えられます。
花てまりでは、あなたらしい振袖選びをプロがサポートいたします。
一生に一度の成人式で後悔することがないよう、一番似合う振袖コーディネートをアドバイスさせていただきます。
振袖選びに関するご心配事は、どんなことでもお気軽にご相談ください。