一生に一度の成人式では、当日の振袖着付けとヘアメイクは重要な準備のひとつです。
しかし普段着ることのない振袖は、着付けとヘアメイクにどのくらいの時間がかかるのかわからない方も多いはず。
当日のタイムスケジュールを組むためにも、着付け時間の目安はおさえておきたいポイントです。
この記事では、着付けとヘアメイクにかかる時間の目安や予約時間の決め方について詳しく解説します。
- 【成人式当日】振袖の着付け&ヘアメイクにかかる時間の目安は?
- 成人式の振袖着付け|ベストな予約時間の決め方3ステップ
- 成人式当日のタイムスケジュール|振袖着付け予約時間の何分前に行くべき?
- 成人式の振袖着付け&ヘアメイク|時間短縮のポイント
- ちょうどよい時間に振袖着付けを予約するためのポイントは?
着付けヘアメイクの時間短縮のポイントや、ちょうどよい予約時間を確保するためのコツも紹介。
成人式を控えた方はぜひ参考にしてみてください。
【成人式当日】振袖の着付け&ヘアメイクにかかる時間の目安は?
成人式当日、振袖の着付けとヘアメイクにかかる時間の目安を確認しておきましょう。
振袖の着付け&ヘアメイクにかかる時間
成人式当日の振袖着付けは約40分~1時間、ヘアメイクは約40分~1時間かかることが一般的です。
振袖の着付けとヘアメイクで、合計2時間~2時間半ほどで終わることが多いでしょう。
当日の状況や着付け師、美容師によっても必要な時間は前後します。
体型により着付けの補正に時間がかかったり、ヘアメイクのイメージが定まっておらず悩んだりする場合は、想定よりも長く時間がかかることも。
実際には着付けヘアメイクが1時間半で終わることもあれば、3時間かかることもあります。
ズレこむ可能性を考慮して余裕のある時間設定を
成人式当日は着付けヘアメイクの予定がズレこむ可能性を考慮して、余裕のある時間設定をしましょう。
成人式当日の着付けヘアメイクは混雑するため、予定がズレこむことも少なくありません。
とくに遅めの時間帯の予約になると、待ち時間が増える可能性があります。
着付けヘアメイクの時間設定には少なくとも30分の余裕を持たせ、約3時間かかることを目安にスケジュールを立てると安心です。
式典会場までの交通渋滞や予期せぬトラブルも考慮し、余裕を持った時間設定を心がけましょう。
成人式の振袖着付け|ベストな予約時間の決め方3ステップ
「成人式当日の着付けヘアメイクを何時に予約するか」でお悩みの方もいるかと思います。
着付けヘアメイクのベストな予約時間の決め方を3ステップでわかりやすく解説します。
【成人式の振袖着付け|ベストな予約時間の決め方3ステップ】
- 成人式の開式時間・受付時間を確認する
- 成人式会場までのアクセス方法を検討する
- 受付開始30分前までに成人式会場に到着できるよう時間設定
ステップ①成人式の開式時間・受付時間を確認する
まず、自身が出席する成人式の開式時間・受付時間を確認しましょう。
成人式は市町村や学区などにより開式時間が異なります。
案内状や公式ホームページをチェックして、自分の出席する成人式の開式時間と受付時間を把握しましょう。
ステップ②成人式会場までのアクセス方法を検討する
次に、成人式会場までのアクセス方法を検討します。
振袖の着付けヘアメイクを行うお支度会場または美容室から、成人式会場までの交通手段を決めましょう。
車や電車、徒歩など、交通手段によって所要時間は異なります。
とくに車の場合は渋滞の可能性も考慮して、余裕を持った時間設定がおすすめです。
ステップ③受付開始30分前までに成人式会場に到着できるよう時間設定
最後に、受付開始の30分前までに成人式会場に到着できるよう時間を設定しましょう。
成人式当日は開式前に友だちと待ち合わせをしたり、友人同士で振袖姿の写真を撮ったりする方も多いです。
受付開始30分前に会場に着いていれば写真撮影や友だちと話す時間を確保でき、余裕をもって成人式に出席することができます。
成人式当日のタイムスケジュール|振袖着付け予約時間の何分前に行くべき?
成人式当日のタイムスケジュールは、以下を参考にしてみてください。
【成人式当日のタイムスケジュール】
5:45 お支度会場または美容室到着
6:00 着付けヘアメイク開始
8:30 着付けヘアメイク完了、移動
9:00 成人式会場到着
9:30 受付開始
10:00 成人式開始
成人式当日は、振袖着付け&ヘアメイクの予約時間の15分前までにはお支度会場や美容室に到着するよう心掛けましょう。
当日は同じ場所で多くの方が成人式の支度をするため、綿密にスケジュールが組まれています。
万が一予約時間に遅刻してしまうと、順番を最後にまわされてしまうことも。
10分の遅刻が2時間の遅れにつながることも考えられます。
予定通りに式典に出席するためにも、予約時間より少し早めにお支度会場に着くようにしましょう。
とくに遠方から来る場合は、道の混雑などを考慮して余裕をもった時間設定が安心です。
成人式の振袖着付け&ヘアメイク|時間短縮のポイント6つ
成人式当日の振袖の着付けとヘアメイクは、限られた時間の中で効率的に進めることが大切です。
振袖着付けとヘアメイクの時間短縮のポイントを6つご紹介します。
【振袖着付け&ヘアメイク|時間短縮のポイント】
- 前開きの服で行く
- 朝はシャンプーNG!髪の毛はしっかり乾かしておく
- イメージする振袖姿&ヘアメイクの画像を用意する
- 髪飾りは箱から出してタッパーなどに入れて持参する
- 脱いだ服や靴を入れる袋を用意する
- 着付け開始前に足袋を履いておく
1.前開きの服で行く
成人式当日の準備をスムーズに進めるためには、前開きの服を着て行くことが必須です。
振袖の支度では、ヘアメイク後に着付けをする場合が多いですが、美容室やその場の状況によって着付けからスタートすることもあります。
シャツやカーディガンなどの前開きの服で行くことで、髪型やメイクをキープしたまま振袖の着付けに進むことができます。
インナーなどもヘアセット後は脱げなくなってしまうので、ヘアメイク前に脱いでおきましょう。
2.朝はシャンプーNG!髪の毛はしっかり乾かしておく
成人式当日のヘアセットをスムーズに進めるためには、朝はシャンプーを控えることをおすすめします。
どうしても髪を洗いたい場合は、髪の毛を十分に乾かしておくことがポイントです。
朝シャンプーをしてしまうと髪がまとまりにくくなり、ヘアセットに必要以上に時間がかかってしまいます。
時間通りにきれいなヘアセットを完成させるためにも、朝のシャンプーは避けた方が無難です。
また、シャンプーをした後に乾かさず濡れた状態でお支度会場や美容室に向かうのもNG。
ヘアメイク担当がドライヤーでブローするところから始めなくてはならず、想定より時間がかかってしまいます。
どうしても朝髪を洗わなくてはならない場合も、家でしっかりと乾かしてからお支度会場に向かいましょう。
3.イメージする振袖姿&ヘアメイクの画像を用意する
スムーズな着付けヘアメイクのために、イメージする振袖姿&ヘアメイクの画像を用意するのもおすすめです。
たとえば希望の帯結びやヘアメイクのイメージがある場合、着付け師とヘアメイク担当者に画像を共有するのがおすすめです。
画像を元になりたいイメージを伝えることで、時間が短縮できるだけでなく希望するスタイルが実現しやすくなります。
なりたいイメージを正確に伝えるために、振袖姿やヘアメイクの画像を用意しておくことをおすすめします。
4.髪飾りは箱から出してタッパーなどに入れて持参する
髪飾りはあらかじめ箱から出してタッパーなどに入れて持参することで、ヘアセットがスムーズに進みます。
振袖の髪飾りは、箱の中に固定された状態で販売されています。
購入時のまま持参すると、髪飾りを箱から取り出すのに手間どり時間がかかってしまうことも。
自宅で髪飾りをタッパーなどの容器に入れて持参すれば、ヘアメイク担当者がすぐに取り出せて作業がしやすいです。
ただし繊細な細工の髪飾りの場合は、取り扱いに気をつけて丁寧に持ち運びましょう。
5.脱いだ服や靴を入れる袋を用意する
脱いだ服や靴を入れる袋を事前に用意しておくことで、着付けやヘアメイクを終えた後の動きがスムーズです。
とくに多くの人が訪れる大規模なお支度会場では、帰りの靴の履き間違いなどが起こる場合も。
脱いだ服や靴などの自分の荷物をわかるようにまとめておくことで、安心して着付けヘアメイクの準備に入ることができます。
6.着付け開始前に足袋を履いておく
着付けが始まる前に足袋を履いておくと、振袖の着付けがスムーズに運びます。
足袋は靴下とちがい「こはぜ」という金具をいくつもはめる必要があるため、履くのに時間がかかります。
足袋が手元にある方は事前に身につけておくことで、着付け師がすぐに着付けを始められて時間の短縮につながります。
ちょうどよい時間に振袖着付けを予約するためのポイントは?
成人式当日は、式典に間に合うちょうどよい時間に着付けヘアメイクを予約したいもの。
振袖の着付けヘアメイクの予約はタイミングが重要なので、以下のポイントを意識して早めの動き出しを心がけましょう。
- 振袖予約が早ければ早いほど有利
- 振袖の予約が遅れると着付けヘアメイクの予約自体が取れない場合も
振袖予約が早ければ早いほど有利
成人式当日の着付けヘアメイクを希望の時間に予約するためには、振袖予約は早ければ早いほど有利です。
成人式当日は大勢の方が同じ時間帯に振袖の着付けヘアメイクをするため、ちょうどよい時間に予約を確保するのは難しいです。
振袖を予約した人から順に各店舗が用意するお支度会場や美容室の予約枠を埋めていくため、振袖予約が早いほど希望の時間に予約できる確率が高まります。
昔よりも成人式の着付けヘアメイクができる着付け師・美容師が減っているため、予約が埋まる時期が早まっています。
振袖の予約が遅くなると、早朝4時やなんと前日の22時から着付けをはじめなくてはならないケースも。
成人式の2年半前を目安に、早めの振袖予約をおすすめします。
【関連記事】
【お母さま向け】成人式の準備は高校生の夏から!理想のスケジュールや振袖店で準備するメリット
振袖の予約が遅れると着付けヘアメイクの予約自体が取れない場合も
振袖の予約が遅れると、希望の時間帯に着付けヘアメイクを予約できないばかりか、予約自体が取れない可能性もあるので注意が必要です。
とくに成人式直前に振袖を予約した場合、振袖のレンタルはできても着付けヘアメイクの予約が取れないケースはよくあります。
とくに美容室は受け入れできる枠に限りがあるため、早めに予約が埋まってしまうことがほとんどです。
振袖店が運営するお支度会場なら早朝の時間であれば予約を入れてもらえることもありますが、ちょうどよい時間に着付けヘアメイクを始められるよう、早めに振袖を予約することが大切です。
【関連記事】
振袖予約が遅いことのデメリットは?予約が多い時期やおすすめのスケジュールを紹介
まとめ
今回は成人式当日の振袖の着付けとヘアメイクについて、かかる時間やタイムスケジュール、時間短縮のポイントやベストな時間に予約を取るためのコツなどをくわしく解説しました。
成人式当日を快適に過ごすためにも、余裕をもったタイムスケジュールで計画しましょう。
花てまりでは、振袖プランに当日の振袖着付け&ヘアメイクがセットになっています。
振袖を予約した際に当日の着付けヘアメイクまで予約できるので安心です。
さらにフルセットの振袖レンタルプランの方は、成人式当日の振袖・小物を美容室・特設会場までお運びするので楽チン。
提携美容室の数も関西最大級なので、当日のお支度も安心しておまかせください。