成人式に向けて振袖を選んだ方で、後から「振袖を変更したい」と思う方もおられます。
中には「振袖を予約した時点で別の振袖が気になっていたけど言い出せなかった」という方も。
成人式は一生に一度なので、納得のいく振袖コーディネートで出席したいですよね。
今回は振袖を決めた後の変更、キャンセルについて、選び直しやキャンセルが可能なケースや事前に確認すべきポイントなどについて詳しく解説します。
- 振袖を決めた後に変更したいという人は多い?
- どうしても振袖を変更したい!キャンセルや選び直しは可能?
- 振袖の変更やキャンセル前に確認すべきポイント3点
- 振袖の雰囲気が気に入らない場合はまず小物をチェンジしてみよう!
「選んだ振袖の雰囲気を変えたい」という方におすすめの対処法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
振袖を決めた後に変更したいという人は多い?
成人式の振袖準備は2年前からはじめることが一般的になっています。
「そんなに早く振袖を決めると成人式までに好みが変わってしまうのでは?」と心配される親御さんもいますが、予約後に振袖を変更される方は実際ほとんどいらっしゃいません。
振袖を決めた後に変更する人は実際ほとんどいない
実際には、振袖を決めた後に変更やキャンセルをするケースは滅多にないのが現状です。
振袖の下見には、1店舗につき3時間程度かかるのが一般的です。
10着ほどの振袖を試着したうえでベストな1着を選ぶので、ほとんどの方は納得のいく振袖選びができているといえるでしょう。
振袖の変更を希望された数少ない方の声としては、
- 振袖を契約する時点ですでに別の振袖が気になっていたが言い出せなかった
- 奇抜な振袖を選んだが、周りの意見を聞いてやはり正統派の古典柄にしたくなった
などの理由が挙げられました。
多くの方が下見に長い時間をかけて自分に似合うベストな振袖を選んでいるので、基本的には選んだ振袖に満足している方がほとんどです。
変更したいと再来店しても元の振袖を選ぶ人は多い
「振袖を変更したい」と再来店しても、「やっぱり前に選んだ振袖のほうがよかった」と振袖を変えずに帰られる方も多いです。
今は成人式の2年前までに振袖を選ぶことが一般的なので、中には「自分がどんな振袖を選んだか忘れてしまった」という方も。
その場合も自分が選んだ振袖を改めて確認することで、「やっぱりこの振袖がいい!」と元の振袖に落ち着くケースが大半です。
どうしても振袖を変更したい!キャンセルや選び直しは可能?
一度決めた振袖をどうしても変更したい場合、キャンセルや選び直しはできるのでしょうか?
振袖のレンタル・購入いずれの場合にも、お店によってはキャンセルや選び直しができる可能性はあります。
振袖の変更についてそれぞれのケースでみていきましょう。
レンタル振袖の場合
レンタル振袖を変更またはキャンセルする場合、契約から1週間以内であれば変更できるケースが多いです。
お店によってキャンセル可能な期限や変更にともなうキャンセル料は異なりますが、一般的には1週間以内であればキャンセル料なしで振袖を選び直せる可能性は高いでしょう。
中には「3ヶ月以内であれば選び直し可能」などのサービスをうたっている店舗もあります。
お店ごとの規定については、契約書や伝票、ホームページなどを確認してください。
レンタル振袖は購入振袖とちがい仕立てなどの加工はありませんが、契約後に振袖を取り置いた期間の「保管料」「取り置き料」などが発生する場合があります。
レンタル振袖であっても、キャンセルや選び直しをしたい場合はできるだけ早めにお店に連絡しましょう。
レンタル振袖でも「オーダー振袖」の場合は、以下の購入振袖の内容に準ずることが多いです。
購入振袖の場合
購入した振袖の場合も、購入後1週間以内がキャンセルや選び直しが可能な期限の目安です。
振袖を購入した場合、未仕立ての振袖をマイサイズにイチから仕立てます。
選んだ方の体型に合わせて仕立てるフルオーダーなので、仕立ての加工がはじまった後だとキャンセルや選び直しがきかないことも。
万が一仕立て終わった後の振袖をキャンセルすることになると、キャンセル料が全額近くなる可能性もあります。
購入振袖はレンタル振袖よりも選び直しやキャンセルの対応が難しいケースが多いので、気になる点は早めにお店に相談しましょう。
振袖の変更やキャンセル前に確認すべきポイント3点
振袖の変更やキャンセルをするときは、以下の3点を事前に確認しておきましょう。
【振袖の変更やキャンセル前に確認すべきポイント3点】
- なぜ変更したいのか理由を明確にする
- 変更やキャンセルが可能な期限内か?
- キャンセル料はいくらか?
①なぜ変更したいのか理由を明確にする
振袖を変更またはキャンセルしたいときは、なぜ変更したいかの理由を明確にしましょう。
振袖を変更したい旨をお店側に伝えるときにも「何となく嫌」という理由では対応が難しくなってきます。
振袖を変更したい理由として、
- 予算を落としたい
- 振袖プランの内容に不満がある
- 他のお店で気になる振袖がある
- 別の色の振袖を着たくなった
- 選んだ振袖の雰囲気が気に入らない
- 店員の態度に不満がある
など、明確な理由をしっかりとお店側に伝えることが大切です。
理由が複数あるのであれば、優先順位もつけましょう。
譲れない点、妥協できる点も明らかにしておくのがおすすめです。
他店が気になっているのであれば、他店のメリットをお店に相談してみるのもひとつ。
振袖を変更したい理由を包み隠さず伝えることで、よい解決策を提案してもらえる可能性が高まります。
②変更やキャンセルが可能な期限内か?
振袖を変更したいときは、キャンセル可能な期限内かどうかを確認しましょう。
基本的には、レンタル・購入に関わらず1週間以内であれば変更できるケースが多いです。
ただし購入した振袖を成人式や前撮りに間に合うように急いで仕立てる場合など、すでに加工の工程に入っているとキャンセルが難しいケースもあります。
キャンセル期限については、振袖を決めたときの契約書や伝票に詳しく記載されていることが多いです。
万が一記載がなかったら、お店に問い合わせて確認しましょう。
③キャンセル料はいくらか?
振袖を変更、キャンセルする際にかかるキャンセル料についても事前に確認する必要があります。
振袖のキャンセル料はお店によって異なります。
契約書や伝票、ホームページなどに記載されていることが多いので、調べてみてください。
基本的には一定の期間を過ぎるとキャンセル料や保管料がかかることがほとんどです。
とくに振袖を購入した場合、仕立てがはじまっているとキャンセル料が高額になるケースも。
実際にキャンセルする前には「キャンセル料がかかっても振袖を変更したいのか?」を本人と家族とでよく話し合ってみることも大切です。
振袖の雰囲気が気に入らない場合はまず小物をチェンジしてみよう!
振袖を変更したい理由が
「振袖の雰囲気が気に入らない」
「もう少しトレンドを取り入れたい」
という場合、まずは小物をチェンジしてみるのもおすすめです。
振袖はコーディネート次第で全体の雰囲気が変わるので、振袖そのものを変更する前に小物のチェンジから試してみましょう。
小物を変えると振袖の雰囲気はがらりと変わる
振袖は、合わせる小物によって全体の雰囲気が大きく変わります。
- 半衿
- 重ね衿
- 帯締め
- 帯揚げ
- 草履バッグ
- 髪飾り
といった振袖用小物の色や素材を変更することで、まったくちがった振袖コーディネートが完成します。
はじめに重ね衿や半衿など、顔回りの小物をチェンジするのがおすすめです。
視線が集まる顔回りの小物を別の色や素材にすることで、振袖姿の印象をがらりと変えることができます。
振袖の雰囲気を小物合わせによって変えたいときは、
- かわいくしたい
- かっこよくしたい
- 大人っぽくしたい
- トレンドを取り入れたい
など、なりたい振袖姿のイメージをお店のスタッフに伝えてみましょう。
参考にしたい振袖画像を持参するのもOK。
イメージを共有することで、理想の雰囲気に近い振袖コーディネートをスタッフに提案してもらえます。
小物の変更だけなら前撮り前まで対応可能なケースが多い
振袖の小物の変更だけなら、前撮りの前であれば対応可能なケースが多いです。
振袖の変更にはキャンセル料や保管料がつきものですが、メンテナンスがそこまで必要ない小物だけの変更であれば、無料で対応してくれることも。
ただし小物のグレードアップに追加料金がかかったり、半衿は縫い付けてしまった後だと変更ができないこともあるので、お店によく確認しましょう。
「振袖の雰囲気を変えたいけどキャンセル料がかかるのはちょっと…」という方は、まずは合わせる小物をチェンジしてみることをおすすめします。
まとめ
今回は、成人式の振袖は決めた後に変更ができるのか、変更するときに確認すべき事柄などについて解説しました。
「振袖を変更したい」と思ったら、契約書などに記載の規約を確認したうえでなるべく早めにお店に相談することが大切です。
花てまりでは、振袖に関する知識豊富なスタッフが納得のいく振袖選びをお手伝いいたします。
振袖を決めた後の変更などのご相談にも丁寧に対応しますので、どんなこともスタッフまでお気軽にご相談ください。
あなたが一生に一度の成人式を楽しめるよう、花てまりが全力でサポートします。