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振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

一生に一度の成人式には、できればベストな体調でのぞみたいものです。

しかし、SNSなどで「成人式で振袖を着ているときに貧血になった」という声を聞いて不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

ほかにも「前撮りや振袖の試着中に気分が悪くなった」という声もあり、自分も同じようにならないか心配ですよね。

今回は振袖着用時の貧血が心配な方に向けて、貧血にならないためのポイントについて詳しく解説します。

振袖の着付けで苦しくならないためのコツも紹介しますので、成人式を快適に過ごすためにぜひ参考にしてみてください。

振袖を着ているときに貧血になる人は多い?

振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

ときどき「成人式で貧血になった」という話を耳にすることがありますが、実際に振袖を着ているときに貧血になる人は多いのでしょうか?

結論から言うと、成人式で貧血になる人はめったにいません。
貧血になる人は各成人式会場で毎年1人いるかいないかのごく少数です。

SNSなどで成人式で貧血になったという投稿を見ると頻繁にあることのように感じるかもしれませんが、実際のところは振袖で貧血になることはめったにないので心配しすぎる必要はないでしょう。

ほかにも振袖選びの試着中や前撮りの際に気分が悪くなり、一旦着付けをやめて休憩したという人も。
こちらも各店舗で1年~2年に1人いるかどうかの非常に珍しいケースです。

それでは、どんな人が振袖で貧血になりやすいのでしょうか?

振袖を着ているときに貧血になりやすい人の特徴については次の項目で詳しく解説します。

振袖で貧血になりやすい人の4つの特徴

振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

成人式など振袖のときに貧血になる人は、以下の4点のいずれかにあてはまることが多いです。

【振袖で貧血になりやすい人の特徴4つ】

  1. 寝不足の状態
  2. 朝食を抜いている
  3. 慣れない環境で緊張しやすい
  4. もともと締め付けに弱い

①寝不足の状態

寝不足の状態だと、普段貧血にならない人も振袖着用時に貧血を起こしやすくなります。

成人式当日、よく寝ていない状態で早朝からの着付けにのぞむのは大変危険です。

振袖の着付け中は40分~1時間ほど立ちっぱなしなうえに、振袖が着崩れないよう腰紐や帯をきつめにしめるため、着るだけでも体力を消耗します。

寝不足の状態で体力のいる着付けにのぞむと具合が悪くなりやすいので注意が必要です。

できれば成人式の数日前から十分な睡眠をとり、体調を整えて成人式当日をむかえましょう。

②朝食を抜いている

朝食抜きで振袖を着ることも貧血の原因の1つになります。

「振袖を着る前にご飯を食べると苦しくなりそう」と朝食を抜いて振袖の着付けにのぞむ人がいますが、何も食べずにいると着付け中にふらつきやめまいを起こしやすくなります。

成人式当日は、いつもと同じくらいの量の朝食をよく噛んで食べましょう。
普段の食事量に比べて減らしたり増やしたりする必要はとくにありません。

振袖の着付けには体力がいるため、普段朝食を食べない人も少しでもなにか食べておくのがおすすめです。

③慣れない環境で緊張しやすい

成人式という慣れない環境での緊張が貧血につながることもあります。

成人式はすべての人にとってはじめての体験です。
慣れない環境で緊張しやすい人にとっては、会場の雰囲気や友人と久しぶりに会う不安などで緊張が高まってしまうことも。

緊張によるストレスが自律神経の乱れにつながり、貧血などの体調不良を引き起こす原因になります。

対策としては、成人式の着付け会場につくまで好きな音楽を聞くなど、リラックスした状態で成人式にのぞめるよう工夫するのがよいでしょう。

出発前にお香やアロマを炊くなどして気持ちを落ち着けるのもおすすめです。

④もともと下着などの締め付けに弱い

もともとの体質として衣服による体の締め付けに弱い人は、振袖の着付けで貧血になることがあります。

ベルトや帯、補正下着などのぎゅっと体を締め付けるタイプの衣類を身につけると、体調が悪くなってしまう人は一定数います。

振袖の着付けは着崩れないためにとくに強めに腰ひもや帯を締めるので、締め付けによって気分が悪くなってしまうことも。

締め付けに弱い体質の方は、振袖着付け時の下着に気をつけることで圧迫感が軽減できます。

普段のワイヤー入りのブラは避け、スポーツブラやナイトブラなど柔らかい素材の下着を選ぶと締め付け感が和らぎます。

<参考記事>
【成人式の着付け】振袖の下着はどうする?当日の着付けの流れは?振袖を美しく着るための下着の選び方や防寒対策も紹介

【成人式】振袖で貧血にならないためのポイントは?

振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

成人式で振袖を着ているときに貧血にならないためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか?

振袖で貧血にならないために、以下の5つのポイントをおさえておきましょう。

【振袖で貧血にならないためのポイント5点】

  1. 前日によく寝る 
  2. 着付けの前にご飯を食べておく
  3. 着付け前に軽くストレッチする 
  4. 可能であれば着付け中に足を動かす
  5. 暑くなりすぎないようにする

①前日によく寝る

成人式前日は、しっかりと睡眠をとりましょう。

寝不足は貧血だけでなくあらゆる体調不良の原因になります。

とくに振袖の着付け中は40分~1時間ほど立ちっぱなしで体力を使うため、普段以上に体調を整えてのぞむのがおすすめです。

成人式当日は着付けの予約時間によって早朝からの活動となるので、前日は早めの就寝を心がけましょう。

睡眠不足はお肌にとっても大敵。成人式前にしっかりと睡眠をとることで、むくみや目元のクマなどが改善され、成人式当日のメイクのノリもよくなります。

ちなみに成人女性の理想的な睡眠時間は7~9時間といわれています。

②着付けの前にご飯を食べておく

成人式当日は、着付けの前になにか食べておきましょう。

空腹の状態で振袖の着付けにのぞむと低血糖によるめまいなど、貧血と同じような症状が起こる可能性も。

理想は、振袖の着付けがはじまる30分以上前に食事をとることです。

振袖を着た後にご飯を食べると苦しくなることがあるので、満腹にならない程度に食事をとってから着付けにのぞみましょう。

振袖着用後は振袖が汚れることを心配して食事をとれない人も多いので、やはり着付け前の食事がおすすめです。

普段から朝ごはんを食べない人など食事が難しい場合は、飴やチョコレートだけでも口に入れておくと血糖値の下がりすぎを防ぐことができます。

③着付け前に軽くストレッチする

振袖の着付け前は、軽くストレッチしておくことをおすすめします。

着付け中は約1時間立ちっぱなしになるので、事前に全身の血流をアップさせるためのストレッチをしておくのも貧血や冷えの予防に効果的です。

運動前の準備体操のように、足を伸ばしたり腕を回したりと軽くストレッチしておきましょう。
慣れない環境で緊張しやすい人にとっては、リラックス効果もありおすすめです。

④可能であれば着付け中に足を動かす

もし可能であれば、振袖の着付け中も少しでも足を動かしましょう。

長時間立ちっぱなしでいると血液が重力で足にたまってしまい、めまいや動機、息切れなどの不調の原因になることがあります。

着付け中は基本的に立ちっぱなしなので血行不良に注意が必要です。

着付けの最中も着付け師さんの邪魔にならない程度に軽い足踏みやかかとの上げ下げをするなど、血液が足にたまらないように動かすのがおすすめです。

動けるタイミングがない場合は足の指先だけでも少し動かしておくと血流アップに効果的です。

⑤暑くなりすぎないようにする

振袖を着るときは、暑くなりすぎないように体温調節に気をつけましょう。

貧血とは別ですが、成人式や前撮りでは振袖で過ごすうちに暑くなってのぼせてしまう人がいます。

とくに成人式が行われる1月は全国的に寒いことから、振袖着用時のインナーに発熱素材を選ぶ方も。

しかし成人式会場は空調が効いていることが多く、動いている内に暑くなりすぎて気分が悪くなるケースが多々あります。

また成人式のファーショールは屋外での防寒用なので、室内ではかならず外しましょう。

振袖を着ているときは少し寒いくらいのほうが具合が悪くなることが少ないので、振袖の下に着るインナーは自分の体調に合わせて慎重に選びましょう。

振袖の「着付け」で苦しくならないためのコツ3つ

振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

振袖の着付けが苦しいと、貧血とまではいかなくとも気分が悪くなってしまうことがあります。

成人式を快適に過ごせるように、振袖の着付けで苦しくならないための3つのコツをおさえておきましょう。

【振袖の「着付け」で苦しくならないためのコツ3つ】

  1. 貧血もちや締め付けに弱い場合は着付け師に伝えておく
  2. 前撮りで苦しかった箇所があれば配慮してもらう
  3. 苦しいときはその場で伝えてOK

①貧血もちや下着などの締め付けに弱い場合は着付け師に伝えておく

もともと貧血になりやすい方や下着などの締め付けで気分が悪くなる方は、当日担当の着付け師さんに体調について伝えましょう。

事前に着付け師さんに伝えることで、着付け中も腰ひもなどを締めすぎないよう力加減に気をつけながら着付けを進めてもらうことができます。

②前撮りで苦しかった箇所があれば配慮してもらう

前撮りの着付けで苦しかった部分があれば、成人式当日に担当の着付け師さんに伝えるのがおすすめです。

前撮り時の振袖の着付けが苦しかったり痛かったりした場合は、どこがどう苦しかったのかを記憶しておきましょう。

成人式当日に着付けを担当する方に苦しかった箇所を伝えることで、その部分に考慮して着付けをしてもらうことができるでしょう。

③苦しいときはその場で伝えてOK

着付けの最中でも、本当に苦しければ我慢せずにその場で着付け師さんに伝えましょう。

成人式の振袖の着付けは、途中で着崩れてしまわないようにきつめにすることが多いです。

緩めすぎると崩れてしまうので限界はありますが、どこがどう苦しいのかを伝えることで着付けの微調整をしてもらえます。

注意したいのは、着付けが終わった後に自分で着付けを緩めようとしないこと。

振袖の着付けは締めるべきところを締めて着崩れしないように着付けてあるので、勝手に緩めようとすると美しい振袖姿が崩れてしまう可能性があります。

着付け完了後でも、苦しい場合はその場で着付け師さんに伝えるのがおすすめです。

着付け後であっても紐の位置をずらしてくれるなど、なるべく苦しくないように対処してもらえることが多いです。

まとめ

振袖で貧血にならないために!着用前の準備や苦しくない着付けのコツも解説

今回は振袖を着ているときの貧血について、体調不良になりやすい人の特徴や貧血にならないためのポイントについて詳しく解説しました。

成人式は一生に一度なので、よい一日が過ごせるよう体調管理に気をつけてのぞみましょう。

振袖専門店・花てまりでは、成人式に関する知識豊富なスタッフが多く在籍しています。
成人式当日の体調に不安を感じている方は、スタッフまでお気軽にご相談ください。

お客様が安心して成人式にのぞめるよう、お悩みに寄り添ってアドバイスさせていただきます。

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