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【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

成人式での心配事のひとつに“振袖でのトイレ”があげられます。

「振袖のときはトイレに行けないの?」
「振袖でトイレに行くと汚れそう」
「トイレに行って振袖が着崩れたらどうしよう」

という方は多く、中には成人式が終わるまでトイレを我慢したという声も。
一見難しく思える振袖でのトイレですが、ポイントさえおさえれば簡単なので心配しすぎる必要はありません。

振袖でのトイレの手順や想定できるハプニングと防止策まで解説しますので、成人式を控えた方はぜひ一読してみてください。

振袖でのトイレは難しくない!洋服と違う点だけ理解しよう

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

成人式に着慣れない振袖でトイレに行くことを不安に感じる方は多いもの。

しかし振袖と洋服とのちがいをおさえておけば、振袖でのトイレも難しくないことがわかるでしょう。

トイレの際に意識すべき振袖と洋服のちがいは以下の3つです。

  1. 袖が長い
  2. 裾が長くタイト
  3. 帯によって深履き下着が下げにくい

それぞれの特徴をみていきましょう。

①袖が長い

振袖と洋服との一番のちがいは「袖の長さ」です。

振袖の袖の長さは約1m。
洋服とはくらべものにならないほど長いため、振袖で過ごすときは長い袖を常に意識して動くことがもっとも重要なポイントです。

袖を気にせず普段通りに動いてしまうと、袖の汚れや破れにつながることも。
長い袖に気を配りながら、落ち着いてゆったりとした動作を心がけましょう。

トイレ時の袖の扱い方については、後の「振袖を着ているときのトイレの手順」で詳しく解説します。

②裾が長くタイト

裾が足の甲につくほど長く、下半身がタイトなのも振袖の特徴のひとつです。

振袖の裾は床すれすれの長さに着付けます。
何枚もの生地を裾がすぼまるようにぴったりと着付けるため、足が自由に動かせないことに不便を感じる方も多くいます。

しかし、振袖を着ているときの動作は洋服のタイトスカートとほぼ同じ感覚です。
トイレに行くときもロングタイプのタイトスカートを着ているイメージでいれば、それほど難しく感じないことでしょう。

③帯によって深履き下着が下げにくい

振袖でのトイレで困る点のひとつに、洋服にくらべて下着が下げにくいことがあげられます。

振袖では肌着、長襦袢、振袖、帯と重ねて着付けていく過程で、ちょうど帯の下にショーツの上部分が重なってしまうことも。
帯にかかると下着が脱ぎにくくなるため、お腹をすっぽりと覆うような深履きの下着は避けたほうがよいでしょう。

股上浅めのショーツならば振袖でも着脱がしやすくて◎。
振袖におすすめの下着については「便利グッズ」の項目で紹介します。

振袖でのトイレで想定できるハプニング

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

成人式では”慣れない振袖でトイレに行く際のハプニング”を心配する方は多いはず。

あらかじめトイレで起こりうる危険を想定しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができますよ。

長い袖が便器に入って濡れる

もっとも多いのが「長い袖が便器に入ってしまう」というハプニングです。

振袖は洋服にくらべて袖がとても長いので、うまく扱えずにトイレの中に袖を落としてしまった体験を耳にすることも。

これから紹介するトイレの手順やポイントをおさえれば、便器の中に袖が落ちる事態は防げるので安心してください。

足袋がトイレの床で濡れる

トイレの個室内で草履が脱げてしまい、足袋が濡れてしまうハプニングもあります。

成人式では慣れない草履でトイレに行くので、慌てず落ち着いた動作を心がけるのがポイント。
歩くときは洋服時よりゆっくりとおしとやかな動きを意識することで、草履が脱げてしまうハプニングは避けられます。

トイレの後に振袖が着崩れる

トイレの後に振袖が着崩れてしまうことを心配する方も。

振袖を着ているときに普段の洋服のような感覚で動くと、振袖や帯が着崩れる原因になります。

振袖でトイレを利用するときの正しい手順にそって行動すれば、振袖姿が大きく着崩れることはないでしょう。

振袖を着ているときのトイレの手順

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

振袖を着ているときのトイレの手順は以下のとおりです。

  1. 便座のふたを閉めてから作業をはじめる
  2. 両方の袖をもって袖同士を前で結ぶ
  3. 裾を左右にわける
  4. 裾をまくり上げる
  5. まくった裾を腕でしっかりとはさむ
  6. 下着をおろして便座に浅めに腰かける
  7. 便座のふたをしめて裾をもどす

トイレの個室に入ったら、便座のふたを閉めてから作業をはじめましょう。
長い袖が便器の中に落ちることを防止できます。

まずは両方の袖をもち、体の前で軽くひと結びします。
強く結ぶと生地がしわになるので注意が必要です。

裾は振袖→長襦袢→肌着の順番で一枚ずつめくって左右にわけます。

左右の手に裾をもったら、腰まで一気にまくり上げます。

まくった裾は両腕でしっかりはさみ、便座のふたを開けて座ります。

座るときは深く腰かけると帯が崩れてしまうので、できるだけ浅めに腰かけてください。

下着を直して立ち上がったら、水を流す前に便座のふたを閉めましょう。
ふたが開いたままだと水がはねて振袖が汚れる原因になります。

裾を一枚ずつもどして下半身を整え、帯の下のおはしょりがめくれていないか前から後ろまで手で触って確認します。

振袖の袖は手を洗うときまで結んだままでOKです。

洗い終えたら手の水分をしっかり拭きとってから袖を元にもどします。

トイレの後は振袖が着崩れていないか、全身を鏡でチェックしてみてください。
友達に着姿を確認してもらうのもおすすめです。

これで安心!振袖でトイレを利用するときのポイント3つ

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

振袖でトイレを利用するときは、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。

  1. 早めにトイレに行く
  2. 広めの個室を選ぶ
  3. 動画サイトや前撮りでの予習もおすすめ

3つのポイントを意識することで、より快適に振袖でトイレを利用することができます。

①早めにトイレに行く

成人式では普段より早めにトイレに行くことを心がけましょう。

慣れない振袖でのトイレはいつもより時間がかかるので、余裕をもって早めに行くのが◎。
また成人式会場のトイレは式典、式後がとくに混みやすいので注意が必要です。

可能であれば、式典会場に着く前にトイレに行っておくことをおすすめします。

②広めの個室を選ぶ

振袖でトイレを利用するときは、できるだけ広めの個室を選ぶのもポイントです。

トイレの際は振袖や長襦袢を一枚一枚めくるので、個室内のスペースに余裕があると作業がしやすいです。
長い袖が壁について汚れる心配も減るため、トイレはなるべく広めの個室をチョイスしましょう。

③動画サイトや前撮りでの予習もおすすめ

動画サイトや前撮りで振袖でのトイレを予習しておくことをおすすめします。

Youtube「振袖 トイレの仕方」などで検索すると、振袖でのトイレの行き方について詳しく解説している動画を視聴できます。

花てまりYouTubeチャンネル「簡単にできる振袖を着た時のトイレの行き方」

前撮り撮影の際にあえてトイレに行ってみるのもおすすめ。
実際に振袖でのトイレを試す貴重な機会なので、ぜひ前撮りで成人式の予行練習をしてみてください。

【豆知識】トイレでレンタル振袖を汚してしまったときの対処法は?返却時に追加料金はかかる?

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

万が一トイレで振袖を汚してしまったときは、どう対処すればいいのでしょうか?

レンタル振袖のほとんどは汚れや水濡れを防止する「ガード加工」が施されています。
ガード加工済みの振袖は水がついてもはじくので、万が一トイレの便器に振袖の袖が落ちてしまっても慌てる心配はありません。

落ち着いて便器から袖を取り出し、タオルやハンカチでぽんぽんと押さえるように拭くだけでOKです。

タオルでこすると振袖の生地が痛む原因になるので、軽く拭くだけにしましょう。

レンタル振袖を汚してしまった場合、返却時に追加料金がかかるかも心配です。
水濡れなど見た目でわからない程度の汚れであれば、通常追加料金はかからないので安心してください。

どうしても汚してしまわないか心配な方は「レンタル振袖の保証サービス」などに加入するのもおすすめです。
振袖をレンタルするお店に保証サービスについて確認してみてください。

振袖でのトイレにあると便利なアイテム3選

【成人式】振袖でのトイレもこれでOK!洋服とのちがいやトイレに行くときの手順とポイントを予習しよう

振袖でのトイレは洋服のときと勝手がちがうので、補助的なアイテムがあると安心してトイレを利用することができます。

振袖でトイレに行く時にあると便利なアイテムを3つ紹介します。

  1. 股上浅めのショーツ
  2. 洗濯ばさみ
  3. サブバッグ

①股上浅めのショーツ

振袖を着るときは、股上の浅いショーツを用意しておくと安心です。

振袖の着付けでは、肌着、長襦袢、振袖、帯を重ねていきます。

帯をしめられた下にショーツがかかってしまうと、トイレの際にスムーズに下げられず着崩れの原因になります。

浅履きのショーツであれば帯の下にショーツの端が入り込んでしまう心配がなく、着脱がしやすいのでおすすめです。

成人式当日や前撮りに向けて、股上浅めのショーツを忘れずに準備しておきましょう。

<参考記事>
【成人式の着付け】振袖の下着はどうする?当日の着付けの流れは?振袖を美しく着るための下着の選び方や防寒対策も紹介

②洗濯ばさみ

振袖でトイレを利用する際は、洗濯ばさみが2つほどあると便利です。

袖を前でひと結びした後に、帯に洗濯ばさみで袖の端を留めておくとより安心。
袖が便器で汚れる心配をせずに落ち着いてトイレに行くことができます。

③サブバッグ

成人式では、小さく折りたためるサブバッグを振袖用バッグに入れておきましょう。

トイレが狭く荷物を置くのが難しいとき、サブバッグに荷物を入れてトイレのドアにかけておけるので便利です。

振袖用のバッグは小さく物がほとんど入らないため、飲み物や成人式で配布された記念品の持ち運び用にもサブバッグが役立ちます。

<参考記事>
【成人式】振袖を着るときに準備するものは?当日あると便利なアイテムやおすすめの身だしなみポイントも紹介

まとめ

今回は、振袖でトイレに行くときの手順や気をつけるべきポイントなどを解説しました。

事前に予習しておくことで、成人式でも安心してトイレを利用することができますよ。

振袖専門店・花てまりには、成人式のサポート経験豊富な女性スタッフが多く在籍しています。
成人式のトイレや下着など、デリケートなお悩みにも親身になってお応えします。

どんなことでもお気軽にご相談ください。

成人式の振袖レンタルなら【花てまり】 京都/滋賀/神戸

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