現在は、成人式で記念写真を撮影する際に「式当日にスタジオで撮影するケース」はめったにないことを知っていますか?
成人式当日に記念写真を撮っていた昔とちがい、今は成人式前の別日に撮影する「前撮り」が主流となっています。
今回は、今と昔の成人式の当日撮影のちがいについて詳しく解説します。
スタジオでの記念写真は成人式「当日」でも撮影可能?
【成人式】記念写真の撮影は「当日」ではなく「前撮り」がおすすめ!
成人式当日は友達同士で写真を撮ろう!スマホで振袖写真を撮るコツ
成人式当日にスマホで写真を撮るときの注意点
成人式当日に友達同士でスマホ撮影をする際のポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
スタジオでの記念写真は成人式「当日」でも撮影可能?
成人式の記念写真は、成人式「当日」でもスタジオで撮影可能なのでしょうか?
成人式当日でも撮影できないことはありませんが、現在はほとんどする人がいなくなっています。
ここでは成人式の当日撮影をしなくなった背景や、当日に成人式写真を撮影するデメリットについて詳しくみていきましょう。
今は成人式の「当日」撮影はめったにしない
結論からいうと、今は成人式当日にスタジオで記念写真を撮影することはめったにありません。
今から約20年前までは「成人式当日」に記念写真を撮るのが一般的でしたが、現在はほとんどする人がいなくなっています。
成人式当日に撮影をしなくなった理由としては、以下の2点が大きな要因です。
- 成人式の後に同窓会をするのが主流になった
- 成人式当日の撮影は体力面での負担が大きい
ひとつは、成人式当日のスケジュールが変化したことがあげられます。
現在は、成人式の式典後に学校や地域ごとで同窓会をすることが多くなりました。
成人式当日に記念写真を撮影するとなると、どうしても式典後の同窓会と時間が重なってしまいます。
もうひとつの理由は、成人式当日に記念撮影をすると長時間振袖で過ごすことになり体の負担が大きい点です。
早朝から着付けヘアメイクをして成人式の式典に参加した後の撮影はハードで、せっかくの記念撮影も疲れた表情が隠せません。
「それなら成人式と別の日にベストなコンディションで撮影だけしたい」という声が高まり、成人式では「前撮り」が主流となっていきました。
成人式「当日」に記念写真を撮るデメリット
成人式の「当日」にスタジオでの記念撮影をするデメリットは以下の3つです。
- 同窓会などのイベントに参加できない可能性がある
- 振袖を長時間着ることになり疲れる
- 撮影にゆっくり時間をとれない
当日に記念写真を撮影しようとすると、どうしても成人式の式典後に撮影することになります。
式典後の同窓会は久しぶりに友達と会える機会なので、撮影と重なってしまうと悔いが残るかもしれません。
また式典後の撮影は早朝から長時間振袖を着ることになり、疲れてしまう点にも注意が必要です。
せっかくの記念撮影でよい表情が撮れないだけでなく、撮影にゆっくり時間をかけられなくなり納得いく写真を撮影できない可能性があります。
一生に一度の成人式では、せっかくならゆっくり時間をかけて素敵な写真を撮影しましょう。
【成人式】記念写真の撮影は「当日」ではなく「前撮り」がおすすめ!
成人式の記念撮影で素敵な写真を残したいなら「前撮り」がもっともおすすめです。
前撮り撮影のメリットやベストな時期などについて解説します。
成人式の「前撮り」にはメリットがたくさん!
成人式の前撮り撮影のメリットとしては、以下の3点があげられます。
- 時間に余裕がある
- ベストなコンディションで撮影にのぞめる
- 成人式本番の予行練習になる
成人式前の別日に撮影のみを行う「前撮り」ならば、時間に余裕ができるのが大きなメリットです。
撮影のみにゆっくり時間を使えるため、納得のいく振袖姿を撮影できます。
前撮りは成人式当日の撮影とちがい、ベストなコンディションで撮影にのぞめるのもポイントです。
早朝からの支度が必要がなく振袖の着用時間も短いため、心身ともに整った状態でよい表情を撮影できます。
また成人式より前に撮影することで、成人式本番の予行練習ができるのも大きなメリット。
振袖姿の立ち居振る舞いやヘアメイクなど、前撮りでの反省をいかして成人式当日にのぞむことができます。
「前撮り」のベストな時期は成人式の1年前の春
成人式の前撮りの時期は「成人式の1年前の春」がベストです。
前撮り撮影は余裕をもって成人式の1年前までに行うと落ち着いて撮影にのぞめます。
4~5月は気候もよく天気のよい日も多いため、前撮りをするのに適した時期です。
夏前ならば日焼けを気にせず振袖姿を撮影できるのもポイント。
成人式の前撮りで家族写真を撮影する場合も、暖かく過ごしやすい春がぴったりです。
前撮りが難しければ「後撮り」もOK
スケジュール的に成人式前に撮影するのが難しい場合は「後撮り」の選択肢もあります。
「後撮り」とは、成人式を終えた後の別日に成人式の記念写真を撮影する方法です。
たとえば実家から離れた大学に通っていて帰省が難しい場合などは、成人式で帰省したタイミングに合わせて式の数日後に後撮り撮影をするのもひとつです。
成人式当日よりはゆっくり落ち着いて撮影できるので、どうしても前撮りが難しい場合は「後撮り」を検討してみてください。
成人式当日は友だち同士で写真を撮ろう!スマホで振袖写真を撮るコツ
成人式当日にスタジオでの記念撮影をするのは、スケジュールや体力的に難しいことがわかりました。
成人式当日は、式典の前後に友達同士で写真を撮りあうのがおすすめです。
現在はスマホのカメラも高性能になっているので、スマホでも十分きれいな写真を撮影できますよ。
次に、スマホで振袖写真を撮るときのコツを3つ紹介します。
①お互いの振袖姿をチェックしてから撮る
友達同士で撮影し合うときは、お互いの振袖姿をチェックしてから写真を撮るようにしましょう。
慣れない振袖姿は着崩れをおこしやすいものです。
また成人式で久しぶりに友達と会うことでテンションが上がり、髪型などが崩れてしまうケースもよくあります。
自分だけでなく友達の振袖姿も整っていないとSNSに上げる写真を選びにくくなるので
「髪型直してから撮ろう」
「帯締めが斜めになってるよ」
など、お互いに声をかけ合うのがおすすめです。
写真を撮る前にお互いの全身を確認し合うことで、ベストな状態の振袖姿を写真に残すことができますよ。
②キレイな姿勢を意識する
振袖をはじめ着物で美しい写真を撮るには姿勢を意識するのがポイントです。
振袖を着ているときは、猫背にならないよう背筋をピンと伸ばすと写真映りが各段によくなります。
現代人は無意識にストレートネック(スマホ首)になっている人も多いので、首をまっすぐ伸ばしましょう。
首がしっかり伸びている方が着物姿がきれいに見えます。
普段の洋服のときより少しだけ姿勢を意識すると、素敵な振袖姿が撮影できますよ。
③脇をしめて体を少しななめにする
振袖姿で写真に写るときは、体の向きやポーズを少し工夫するだけで着姿を美しく見せることができます。
撮影の際は、顔をカメラの方に向けたまま体だけすこしななめにするのがきれいに写るポイントです。
着物の柄の特性上、左肩から撮ってもらうと振袖姿がきれいに見えます。
また振袖は脇が開いていると素敵に見えないので、脇をきゅっとしめて写るのもコツです。
友達同士で振袖姿を撮影する際には、ぜひ以上のポイントに気をつけてみてください。
成人式当日にスマホで写真を撮るときの注意点
成人式当日にスマホで写真を撮る際に気をつけて欲しいポイントがいくつかあります。
ここでは、成人式当日に写真を撮る際の注意点をお伝えします。
屋外での撮影は袖(そで)に注意
成人式会場の外で撮影する場合は、振袖の袖が汚れないように注意しましょう。
とくに気をつけて欲しいのが大人数で撮影する場合。
かがんで撮影する際に袖が地面についてしまったり、隣の人に踏まれたりするケースがあります。
振袖は袖が長いので、屋外で撮影する際はとくに気を配る必要があります。
せっかくの晴れ着が汚れてしまわないよう、長い袖を意識した動きを心がけましょう。
セルカ棒(自撮り棒)は持ち込み可能か会場に確認
成人式の会場によっては、セルカ棒(自撮り棒)は持ち込み不可の場合もあります。
セルカ棒は振袖姿を友だち同士で撮り合うときに便利なアイテムです。
しかし、会場によっては持ち込みNGでせっかく持参しても使えないケースも。
参加する成人式会場の規定をよく確認し、持ち込みOKな場合のみ持参するようにしましょう。
まとめ
今回は、成人式当日の写真撮影について詳しく解説しました。
現在は成人式当日のスタジオ撮影はほとんどする人がなく、前撮り撮影が一般的になっています。
前撮り撮影ならば時間に余裕をもって素敵な写真を撮影できるので、成人式の記念写真を撮影する際はぜひ参考にしてみてください。
振袖専門店・花てまりの前撮り撮影は、ヘアメイク・着付け、カメラ撮影までプロフェッショナルが対応します。
一生に一度の成人式で思い出に残る一番きれいな振袖姿を写真に残しましょう。