全体に柄のある豪華な振袖が多いなかで、今は「柄が少なめの振袖」が注目されています。
ひと昔前の柄が少なめの振袖をイメージすると「せっかくの振袖姿が地味にならない?」と思うかもしれませんが、今の「柄が少なめの振袖」はまったく新たなデザインや色柄がトレンドになっています。
今回は、
「すっきり大人っぽく着こなしたい」
「小物でおしゃれ感をだしたい」
という方を中心に人気な「柄少なめの振袖」について、くわしく解説します。
- 最新!【柄少なめの振袖】人気コーディネートTOP3
- トレンドは「柄少なめの振袖」?振袖の流行をおさらい
- 「柄少なめの振袖」は昔と今で雰囲気がちがう!
- 【豆知識】柄が少なめの「ママ振り」も今風に着こなせる?
- 【柄少なめ振袖】コーディネートのポイント
「柄少なめの振袖」の人気コーディネートから、昔と今のデザインのちがいについても紹介します。
柄の少ない振袖やママ振りをおしゃれに着こなすためのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
最新!【柄少なめの振袖】人気コーディネートTOP3
今成人式で話題の「柄が少なめの振袖」は、どんなイメージの振袖なのでしょうか?
最新の人気コーディネートでトレンドをおさえましょう。
黄色地に花柄の柄少なめ振袖
からし色のようなくすんだ黄色地に、牡丹を中心とした花が印象的にデザインされた振袖です。
全体の柄は少なめに、裾に描かれた大きめの花柄がポイントになっています。
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緑地に渦巻柄の柄少なめ振袖
濃い緑の地色に、ゴールドで草木のモチーフが連続する渦巻き状に描かれたモダンな振袖です。
少なめの柄と、緑と金の二色のみの配色がクールな印象を引き立てます。
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ベージュ地の柄少なめ(無地)振袖
流行のくすみカラーのベージュ地の無地の振袖です。柄のない無地の振袖でありながら、生地に織り込まれた模様が美しく浮かび上がります。帯や小物合わせで個性を表現できる振袖です。
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トレンドは「柄少なめの振袖」?振袖の流行をおさらい
最近は「柄が少なめの振袖」が注目されていますが、そもそも振袖に流行はあるのでしょうか?
洋服ほどの大きな動きはありませんが、振袖もその年ごとに流行のデザインや着こなしが変化します。
ここ20年のトレンド振袖の流れについて、おおまかにまとめました。
【トレンド振袖の流れ】
- 2003年頃(約20年前)
ギャルブームの時代で、
黒い振袖やバラなどの洋柄の振袖が流行 - 2008年頃(約15年前)
やさしい雰囲気の古典柄振袖に
人気が集まり、その後定番化 - 2015年頃(約8年前)
柄が少なめの振袖が出はじめる - 2016年頃(約7年前)
レトロモダンや大正ロマンなど
レトロ系振袖が流行 - 2020年頃(約3年前)
ドライフラワーのような
くすみ系カラーの流行がはじまる - 2023年(現在)
白やベージュ系カラーに
金彩の振袖が流行
柄が少なめの振袖は2015年頃から少しずつ数が増えはじめ、今あらためて注目されています。
「柄少なめの振袖」を選ぶメリット3つ
人気の「柄が少なめの振袖」には、以下のようなメリットがあります。
メリット①:トレンドの個性的な着こなしが楽しめる
メリット②:シンプルなので小物で遊べる
メリット③:人とかぶりにくい
華やかな柄の振袖が定番の成人式にあって、柄が少なめのシンプルな振袖はかえって人目をひきます。
トレンド感のある着こなしを楽しみたい方やコーディネートで自分らしさを表現したい方、人とかぶらない振袖で成人式にのぞみたい方にとくにおすすめなのが「柄少なめの振袖」です。
「柄少なめの振袖」は昔と今で雰囲気がちがう!
柄が少なめの振袖はお母様世代の30年ほど前から存在していますが、昔と今では色やデザインなどがまったくちがいます。
振袖は、以下の3つに流行があらわれるといわれています。
- 生地
- 色合い
- 柄やデザイン
昔と今の「柄が少なめの振袖」について、3つの項目でくらべてみましょう。
①生地のちがい
昔と今では、振袖に使われる「生地の質感」にちがいがあります。
2~30年ほど前の振袖には、光沢のある綸子(りんず)生地が多くつかわれていました。
生地の織柄をいかしたつやつやした生地質で、無地の部分も光るため柄が少なめの振袖でもゴージャスに見える仕様です。
今は反対に、光沢をおさえた縮緬(ちりめん)の生地が振袖の主流となっています。
柄のない無地の部分もマットな質感なので、しっとりと落ち着いた雰囲気で振袖を着こなすことができます。
②色合いのちがい
振袖の「色合い」もその時代ごとに流行があります。
昔の振袖は、明るい色合いの振袖が多くみられます。
赤だったら明るい黄色を混ぜたような朱色、緑ならエメラルドグリーン、ピンクは蛍光色のピンク色などが流行しました。
地色自体が明るいため、柄が少なめの振袖でもどちらかというと派手な雰囲気になりがちです。
今の振袖は落ち着いた色合いがメインになっています。
定番の赤や緑の振袖も濃いめの色がトレンドです。白やベージュをくすませたようなグレイッシュなカラーも人気です。
柄が少なめの振袖も、地色が落ち着いていることからシックな印象になります。
③柄、デザインのちがい
振袖の「柄やデザイン」もトレンド感がでやすいポイントのひとつです。
昔の柄が少なめの振袖といえば、裾部分にぼかしのかかった柄が中心でした。
裾にグラデーションで流れをつくり、そこに小さめの花をそえたようなデザインが20~30年前のシンプル振袖の代表的なデザインです。
今の柄が少なめの振袖は、大きめの花などがワンポイントで描かれたデザインが人気です。
振袖姿のひざのあたりに大きめのモチーフがぽんぽんと配置され、柄のない余白部分が多いのが特徴です。
胸元には柄がなく、顔回りがすっきりみえるのも人気のポイント。
柄が少なめだとかえってレトロで印象的な雰囲気になることから注目を集めています。
【豆知識】柄が少なめの「ママ振り」も今風に着こなせる?
成人式で「柄が少なめのママ振袖」を着る予定の方もいるはず。
柄が少なめの振袖はトレンドなので、ママ振りでもコーディネート次第で今風の着こなしが実現可能です。
柄が少なめな振袖は「小物をあわせやすい」ことがメリットのひとつ。
振袖自体の色や柄に主張が少ない分、さまざまな帯や小物との相性がよくトレンド感がだしやすいテイストのママ振りなんです。
たとえば胸元にレースをいれたり再流行中のラインストーンのはいった半衿を組み合わせるなど、SNSで話題のコーディネートを参考にトレンドを盛り込みましょう。
ママ振りをコーディネートするときは、最新の小物がそろう振袖専門店に相談するのがおすすめです。
【柄少なめ振袖】コーディネートのポイント
話題の柄が少なめの振袖は、どんな風にコーディネートしたら素敵に着こなせるのでしょうか?
着こなしのポイントがおおきく2つにわかれるので、好みの方向性を決めたうえで振袖選びにのぞみましょう。
シンプルを極める!
振袖にあわせて帯や小物もシンプルなアイテムを選ぶ方法がひとつです。
シンプルコーディネートのポイントは、帯や小物の色調を振袖とあわせること。
あわせる小物を同系色にすることで統一感のあるすっきりした振袖姿が演出できます。
- 落ち着いた雰囲気で着こなしたい
- クールでかっこいい感じにしたい
- 洋服感覚のワントーンコーデに憧れる
以上のような方にはシンプルな帯や小物を組み合わせたコーディネートがおすすめです。
小物で遊ぶ!
小物でおもいっきり遊ぶのも、柄が少なめな振袖ならではのコーディネート方法です。
柄の少ない振袖は帯や小物がどんな色柄でもあいやすいので、小物で個性を表現することができます。
華やかな色柄の帯を主役にするのもよいですし、柄のある個性的な帯揚げをあわせるのも素敵です。
- 小物で自分らしさを表現したい
- 人とちがう個性的なコーディネートをしたい
- 柄の少ないママ振りをできるだけ華やかに着こなしたい
以上のような方は、個性的な帯や小物で振袖を自分流にアレンジしてみてください。
まとめ
今回は、今注目の「柄が少なめの振袖」について、人気コーディネートやコーディネートのポイントなどについて解説しました。
柄少なめのママ振りを着る方にむけてトレンド感をだすポイントも紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
振袖専門店「花てまり」は、トレンドをおさえた振袖をバリエーション豊富に取りそろえています。
人気の「柄少なめの振袖」もさまざまな色柄でレンタル可能。お探しの方はぜひ一度ご来店ください。
あなたがなりたい成人式の振袖姿を経験豊富なスタッフがサポートいたします。