20歳の節目をお祝いする成人式。
女子は晴れ着として華やかな振袖を用意します。
成人式の振袖をレンタルするか、それとも買うかは振袖選びで一番はじめに悩むポイントです。
レンタルと購入どちらを選ぶとしても、後から「やっぱりレンタル/購入にすれば良かった!」と後悔のないようにしたいですよね。
この記事では、振袖レンタル・購入を選ぶうえでのポイントを解説します。
- 振袖は結局レンタルと購入どちらがいい?
- レンタル派が悩むポイント3つ
- 購入派が悩むポイント3つ
- 何回着るなら購入がお得?何度着てもレンタルの方がお得なケースも!
- レンタルと購入の相場は?平均価格をおさえよう!
- レンタル・購入で人気の振袖はちがう?コーディネート比較
多くの方が感じる疑問点についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
結局は振袖レンタルと購入どちらがいい?
振袖は借りるのと買うのと「結局どちらがいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
レンタル、購入それぞれにメリット・デメリットがあるため、予算やライフスタイル、考え方などから自分に合った方を選びたいですよね。
レンタルがおすすめ・購入がおすすめなタイプについて、ポイントをおさえておきましょう。
レンタルがおすすめな人
- なるべく安くすませたい
- トレンドの個性的な振袖を着たい
- 振袖を保管しておく場所がない
- 着用後のクリーニングやメンテナンスに不安がある
- 1回しか着る予定がない
振袖レンタルのメリットは、とにかくリーズナブルで手軽なところです。
特に成人式以外で振袖を着る予定がなければ、レンタルの方が断然お得といえます。
着た後はそのまま店に返せるので、着物の保管やお手入れが心配な方にも安心。
20歳の今だけ!華やかで大胆な柄や、トレンドの振袖を思いっきり楽しめるのもレンタルの魅力です。
購入がおすすめな人
- 新品&自分のサイズに合う振袖を着たい
- 着物をはじめ日本文化や和文化が好き
- 成人式後も卒業式や結婚式などで振袖を着たい
- 思い出を形にのこしたい
- 妹や娘に受け継ぎたい
振袖購入の良さは、こだわりの振袖を自分の物にできるところにあります。
特に伝統的な日本文化が好きな方や、成人式以降も振袖を着たいという方には購入がおすすめです。
また「成人のお祝い品として娘に振袖を贈りたい」という親御さんもいます。着物は大切にすれば長く着られるので、妹や親戚、自分の娘などに受け継ぐことができるのも購入のメリットです。
レンタル派が悩むポイント3つ
振袖はレンタルでいきたい!と思っていても「本当にレンタルで大丈夫かな?」という心配はつきもの。後悔しない選択のためにも、不安要素はクリアしておきたいですね。
ここでは、振袖レンタル派の多くが悩むポイントについて解説します。
①成人式当日の着付け&ヘアメイクをいい時間に予約できるか?
成人式当日の朝は着付けとヘアメイクをしてから式典会場に向かいます。
早すぎず遅すぎず、ちょうどいい支度時間を予約したいもの。
式当日の着付け&ヘアメイクの予約時間は、振袖レンタルを決めた人から先着順で決めていきます。
当然いい時間帯から枠が埋まっていくので早めの予約がおすすめです。
レンタル予約が遅くなると、式当日の朝4時など早朝から着付けをはじめなければならないことも…。
高校3年生の夏前が振袖レンタルの最も早いタイミング。いい時間を狙いたい方は早めの動き出しを意識してみてくださいね。
②成人式までに娘の好みが変わらないか?
振袖レンタルの予約は成人式の3年前からスタートし、遅くとも1年前までには予約がほぼ決まります。
実際に振袖を着るまでに間があることから「成人式までの数年で娘の趣味が変わらないか?」と家族の方が不安に感じるポイントです。
実際には、好きな色柄や雰囲気など「人の好み」は基本的に変わらないため心配ありません。
また、振袖選びは家族や店員さんの意見も聞きながら選ぶことがほとんど。
好みなだけでなく”似合う振袖”を選びます。
着物は洋服とちがい、似合う色柄や流行がすぐに変わることがないため安心です。
それでも心配な場合は、振袖店のスタッフに相談することをおすすめします。
経験豊富なスタッフが数年後の姿までイメージして、20歳のあなたに似合う振袖を提案してくれますよ。
③振袖を持っていないと困ることはある?必要になるシーンは?
成人式を終えたあとも、振袖が必要なシーンはあるのでしょうか?
「振袖を購入しなかったことで娘が困ったら…」と両親が心配になることも。
しかし結論から言うと、振袖を持っていなくて困る場面はまずないと言えるでしょう。
成人式後の主な振袖着用シーンは
- 卒業式
- 友人や親族の結婚式
- 結納
など。
卒業式は小袖+袴のセットレンタルが多くあるので、振袖を借りた店に相談すればOK。
結婚式の参加はドレス、結納もベージュのワンピースなどを着る方も大勢います。
振袖を着るシーンはどれもフォーマルな洋服で代用できるため、振袖が手元になくても問題ないことがほとんどです。
購入派が悩むポイント3つ
振袖を購入する時は、着た後のお手入れや保管中にカビが生えないか?
など、レンタルとは別の悩みがあります。
せっかく買うならなるべく回数多く着たい、長く着たいと思うのは当然です。
次に、振袖購入派が悩むポイント3つを見ていきましょう。
①着用後のお手入れ頻度やクリーニング費用は?保管は難しい?
あまり着物に馴染みがないと、振袖を着た後のクリーニングや保管方法がよくわからず不安ですよね。
大切な振袖にカビなどが生えないように、適切なお手入れと保管の仕方をおさえておきましょう。
お手入れ頻度&クリーニング費用について
振袖は、汚れやシミがついた時以外は着用後に毎回お手入れに出さなくてOK。
特に振袖は洋服でいう”上着”です。
汗をかいて気になる場合は下に着る長襦袢のみクリーニングに出しましょう。
また、1年以上着る予定がない時は点検もかねて振袖もお手入れに出すと安心です。
クリーニング費用は振袖、長襦袢ともに約1万円程度が相場。
着用前の振袖にガード加工などの撥水加工、汚れ防止加工を施すと、その後のクリーニング費用が無料になるサービスもあります(送料のみ実費)。
何回も振袖を着る場合はガード加工をした方がお得&安心なケースもあるので、購入する店舗に確認してみましょう。
保管方法について
お手入れ後の振袖は、桐箪笥に限らず通常の洋服箪笥や衣装ケースに収納すればOKです。
よほど湿度の高い場所で保管しない限りは、振袖にカビが生える心配はないでしょう。
天気の良い日に時々箪笥を開けておくだけでも、こもった湿気が飛びますよ。
②成人式後の着用シーンは?
好きな時に好きなだけ振袖を着られるのは購入の特典です。
せっかく振袖を購入したら、1回でも多く着たいですよね。
成人式後に振袖を着用するシーンを以下にまとめてみました。
- 卒業式
- 親族の結婚式
- 友人の結婚式
- お正月の初詣
- 職場の仕事はじめ
- 茶道などお稽古事の行事
- 結婚式の顔合わせ
- 結納
大学や専門学校の卒業式では、購入した振袖に袴を合わせて着ることができます。
親族や友人の結婚式には振袖を着ていくことで「場が華やぐ」と喜ばれたり、振袖姿での受付を頼まれることも。
振袖は未婚女性の最礼装。結婚式の顔合わせや結納でも良い印象を持たれることが多いです。
他にも和文化の習い事をしている方や、仕事はじめで着物を着る文化のある職場もあります。
成人式後もさまざまなシーンで振袖を着用する機会がありますよ。
③将来ママ振りとして自分の娘に着せられる?
振袖をはじめとする着物は次の世代にも受け継げるのが魅力のひとつ。
妹や、自分の娘に着せる場合のサイズ感は気になるところです。
身長は5~10㎝程度の差であれば、同じサイズの振袖を着用できます。
体重は同じくらいが理想ですが、スリーサイズによほどのちがいがない限りは共有可能です。
妹がいて同じ振袖を共有することが決まっている時は、はじめから姉妹のサイズの間をとって仕立てるのがおすすめ。
将来ママ振りを着せたい場合も娘のサイズに仕立て直せるケースがほとんどなので、大切に保管しておきましょう。
何回着るなら購入がお得?何度着てもレンタルの方がお得なケースも!
「振袖は何回も着るなら購入の方がお得」とよく聞きますが、本当にそうなのでしょうか?
最近では、店のサービスにより”何回着用してもレンタルの方がお得なケース”もあります。
「成人式後も着る機会がありそうだけど、保管やお手入れが面倒だからレンタル振袖がいい」という方は、ぜひチェックしておきましょう!
2回目以降のレンタルが無料のお店も!
振袖レンタルで「2回目以降のレンタル代無料」のサービス特典がつく店もあります。
1回のレンタル料金で何回でも振袖が借りられるので、複数回着る場合でも購入より断然お得です。
しかも、1回目とはちがう色柄の振袖を選べるのも嬉しいポイント。
- 振袖が好きで何度も着たいけどマンションで保管する場所がない
- 成人式や友人の結婚式でちがうデザインの振袖を着てみたい
という方は、2回目以降の無料レンタル特典のある店を探してみるのもいいかもしれません。
花てまりでも振袖を1回レンタルした後は、好きな振袖を好きな時に、何回でも無料でレンタル可能です。
レンタルと購入の相場は?平均価格をおさえよう!
振袖をレンタルするか購入するかを決めるうえで「かかる費用」も重要なポイントです。
レンタルする場合と買う場合でどのくらい金額に差があるのでしょうか?
それぞれ平均的にかかる費用の相場をまとめました。
レンタルの相場 | 約18~25万円 ※人気の価格帯は20~21万円 |
購入の相場 | 約45~50万円 |
【レンタル】振袖の料金相場
レンタル振袖の価格は、
約18~25万円(税込み)が料金相場です。
その中でも最も選ぶ人が多い価格帯は、
約20~21万円(税込み)のライン。
30万円を超えると購入できる振袖も多くあるため、予算を25万円以内に定める方がほとんどです。
【購入】振袖の料金相場
振袖購入にかかる金額は、
約45~50万円(税込み)が最も多いという統計結果に。
振袖を購入する際は何度も着ることや次の世代に残すことを考慮するため、ある程度の価格を出してしっかりした品質の振袖を誂える方が多い傾向にあります。
レンタル・購入で人気の振袖はちがう?コーディネート比較
振袖を決めるうえで1番大切なのは、自分に似合う振袖を選ぶことです。
成人式当日や前撮りが楽しみになるようなお気に入りの1枚を見つけたいですね。
レンタルと購入それぞれにトレンドを踏まえた人気コーディネートを紹介します。
レンタル振袖の人気コーディネート
黄色などの派手な色の振袖
黄色などの派手な色は洋服では選びにくいものですが、振袖なら自然と着ることができます。
黄色の地色に大き目の古典柄が大胆に配された、少し攻めたデザインです。
購入するには少し迷うデザインも、一度きりの成人式で着るレンタル振袖であればこそ思いきってチャレンジできます。
フルセットレンタル
178,000円(税別)
※モデルが着用している帯、小物はコーディネートの一例でフルセット商品とは異なる場合があります。
成人式で着ている方が1番多い赤の振袖
成人式は成人を祝うおめでたい日。お祝いをイメージしやすい王道の赤色は、成人式でも人気のお色です。
いつの時代も変わらず、成人式で着ている方が1番多いのも赤の振袖です。
一緒に振袖選びに来るおじいちゃんやおばあちゃん、親御さんなど、周りの方も華やかに見える赤の振袖を好む傾向にあります。
フルセットレンタル
218,000円(税別)
※モデルが着用している帯、小物はコーディネートの一例でフルセット商品とは異なる場合があります。
清楚で豪華な雰囲気の振袖
現代では、白や薄いベージュ系の地色に金彩が多く施されたデザインの振袖がトレンドです。
あっさりとした淡い色に金が入ることで、清楚でありながらも豪華な雰囲気が演出できます。
オシャレ上級者の方に人気の一枚です。
フルセットレンタル
178,000円(税別)
※モデルが着用している帯、小物はコーディネートの一例でフルセット商品とは異なる場合があります。
購入振袖の人気コーディネート
古典的な雰囲気の振袖
古典的な雰囲気の振袖は長く着ることができるため、購入の方に人気の高いデザインです。
流行り廃りのない色柄の振袖であれば、30代前後で友人の結婚式などに出席する際にも堂々と着ていくことができます。
どんな場所に着て行っても恥ずかしくない、華やかでありつつその場にふさわしい装いがかないます。
フルセットお買上げ
380,000円(税別)
撥水加工等の費用は別途
※モデルが着用している帯、小物はコーディネートの一例でフルセット商品とは異なる場合があります。
人気の赤の振袖
赤の振袖は、妹さんと兼用で購入する方にも人気のお色。
時代が移り変わっても、お祝いの席では赤色が王道中の王道です。
また、日本人の顔色には赤色がよく合うとも言われています。
赤であれば振袖を着る本人はもちろん、将来ママ振りとして娘にも喜んで着てもらえることでしょう。そんな時代を選ばない最高の1枚が「赤の古典柄振袖」です。
フルセットお買上げ
380,000円(税別)
撥水加工等の費用は別途
※モデルが着用している帯、小物はコーディネートの一例でフルセット商品とは異なる場合があります。
落ち着いた紺や緑の振袖
落ち着いた色の紺や緑の振袖なども購入の方に人気です。
子供から大人になることを意味する成人式において、少し背伸びをして大人な自分を演出したい方には特におすすめ。
落ち着いた雰囲気の振袖なので、成人式の数年後も年齢にあった着こなしを楽しめます。
フルセットお買上げ
380,000円(税別)
撥水加工等の費用は別途
※モデルが着用している帯、小物はコーディネートの一例でフルセット商品とは異なる場合があります。
まとめ
成人式の振袖をレンタルにするか購入にするかは悩む方の多いポイントです。
それぞれのメリット、デメリットを理解し、自分たちに合った選択で後悔のない成人式を迎えたいですね。
花てまりでは、振袖のレンタルと購入どちらでも安心してお気に入りの振袖を着られるプランが整っています。
しかも振袖レンタルは2回目以降のレンタル無料特典もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。